看護師の転職体験記と仕事のあれこれ

看護師ねこりんご

【転職体験記16】転職して1年たったので振り返ってみた

投稿日:2018年7月8日 更新日:

転職してそろそろ1年が経過します。

 

去年の今頃は無職だったので、

「外、雨だから読書でもしていよ~」

って家でくつろいでいたところだったんだな、と思います。

今では雨だろうが、電車が遅れようが、大雨警報が出ようが仕事に行かなくてはなりません、去年とは全く大違いです。

 

今回は転職後1年を振りかえってみようと思います。

 

看護の仕事編

領域が違うので新しい看護技術や考え方を経験できているが、失っていくものも多い

転職前の職場は、7:1の看護基準で、3次救急も担うバリバリの急性期病院でした。

 

人工呼吸器や循環作動薬は当たり前で、もちろん独歩の患者さんなんてほとんどいません。しかし今の病院は、主な患者さんは高齢者です。

 

気管支炎・肺炎や、脱水、尿路感染などの発熱、院内HCUやSUCから元気になったから転棟になった患者さんが多いです。

 

今まで体験したことのないこと、例えば「徘徊する患者さんの対応」や「認知症の患者さんの対応」にはだいぶ経験値が上がったと思います。

あと、「これまであまり経験していなかった初歩的な事」があることに気づきました。

 

それは、『点滴の自然滴下での投与』です。

 

【1日ポタコール500mlを2本】とかいう処方の意味から分からなかったんです(恥ずかしい話ですが)

 

今まで輸液ポンプでの投与が当たり前の環境にいたので、○ml/hでの投与でないことに慣れなくて、また1年生以上にクレンメの調整ができず、

 

気づいたら「点滴が落ちきっていた」とか「点滴が全然落ちてない」といったことに悩まされていましたが、やっと克服できるようになってきました。

 

あと、内服薬の名前はだいぶ覚えることができてきました。

 

以前の病院で使用していた内服薬はだいたい決まっていたし、粉砕してあることが多かったし、飲む量もそんなに多くなかったのですが、高齢者の患者さんってたくさんの薬を飲むので、薬の形状・色でなんとなくわかるようになっていました。

 

だけど、患者さんの持ってくる持参薬の量ときたら本当びっくりしました、いや今でも悩まされています。

 

ジェネリックの採用で余計に覚えることが増えてきて、内服薬の管理も大変です。

 

「年下の先輩」の存在

そして、「年下だけど先輩」の存在に大いに平常心を鍛えられました(笑)。

 

大きな声で言えるほど立派ではありませんが、私は卒後9年目の看護師です。

 

だけど転職先では「新人さん」なわけですから、年下のスタッフにあれこれ聞いたりしないといけないのはわかります。

 

それなりに覚悟して臨んでいたのですが、やはり2~3年目ぐらいの一通り仕事ができるようになってきた若者から、

「○○やっといたらいいんじゃないすか」

「□□の件、どぉなってますぅ?」

なんていわれたり、根拠も分かってないようなことを自信満々で教えられたりすると、もーーーー!気に障る!!!ってことも度々ありました。

 

だけど、月日が流れるにつれ、私のできることできないことや考え方などが周りのスタッフが知っていってくれるようになってくると、そういう年下のスタッフからの軽口もなくなってきました。

 

はじめは仕方ないと思っていましたが、「年下だけど先輩」の存在には、かなりイライラしていましたね。

 

理想だった急性期領域からどんどん遠ざかっていく

もともとがバリバリの急性期病院だったので、なるべく急性期寄りの病院に転職しようと思って転職したのですが・・・。

 

実際配属された病棟は内科・外科混合病棟で、OP出し・OP受けはほとんどなくて、寝たきりの患者さんも多く思っていた病棟とは違っていました。

 

でも、まずは領域も違うんだし、ここは仕方ないと思ってやっていこうと思っていた矢先、転職してから約半年ぐらいかな、なんと私が勤務している病棟が『地域包括病棟になる』ことになりました。

 

なので、より急性期からは遠ざかってしまっています。それはとても残念です。

 

今まで呼吸器管理やカテコラミン管理、術前後も管理をやっていたので、時間毎のおむつ交換やトイレ誘導、食事介助などが仕事のメインになってしまっていて、もどかしさがありますね。

 

呼吸器管理や術後の管理とかもうできないんじゃないか・・・って不安になってしまいます(歳もどんどんとるわけだし笑)。

 

どんどん責任が重くなる

去年の8月に中途入職してからすぐに1メンバーとして働き始めました(というか、フォローがついていたのはたった3日ほど)。

 

その後、部屋持ちの人数は増えてゆき、経験したことのない検査や処置には「これ通りやったらいいから」とマニュアルを渡され背中を押され、就職1か月後からは夜勤に入り、就職後半年ほどで日勤リーダーの役割が付きました。

 

リーダーの役割がついてからというもの、毎勤務行けばリーダーがついています。既卒・中途採用者には容赦ないですね。配置換えまではされなかったことが幸運とでも言っておきましょう。

そして年度が替わると今度は【看護教育委員会】という委員会の役割までついてしまいました・・・。

 

委員会活動って時間外で活動することあるし、重たい雰囲気の会議とかもあるじゃないですか、なるべくなら避けておきたかったのに、「当り前よ」といった感じで役が振られていく現状で、どんどん今の病院のカラーに染められて行っているような気がします。

そしてなぜ中途採用で1年も働いておらず、また院内の教育研修を受けたことがない私が教育委員なのかも謎です。

 

来年にはプリセプターとか言われそうで怖い・・・

 

まとめ

・領域が違うので新しい看護技術や考え方を経験できているが、失っていくものも多い。

・「年下の先輩」の存在で平常心を乱されることがある。

・理想のだった急性期領域からはどんどん遠ざかっていく、病院選びの際にもっと「急性期がしたい」を主張して入ればよかった。やっぱり急性期畑育ちは慢性期には向いてない!?

・既卒・中途採用者は容赦なく「メンバーの一人」と換算され、どんどん責任が重くなる。

 

いろいろな病院があるのでこればかりではないと思いますが、これから転職を考えていると、多いですよ。ある程度の覚悟は必要ですね。

 

プライベート編

休みが少ない

転職してみて一番つらいと思うことは「休みが少ないこと」ですね。

 

以前は公立の病院に勤めていたので、何も申告しなくても1~2日は毎月年休がついていました。

 

公休と合わせると月11日程度お休みでしたが、転職後の民間病院ではきっちり公休のみです。何だかんだいっても休みの日数が違うのはかなり身体的にも精神的にもきついですね。

そして夜勤形態の変化もダメージが大きいです。

 

以前の病院は最近には珍しく3交代でした。

 

しかも日勤夜勤入りという過酷な勤務ではありましたが、それに慣れていると、転職先の2交代夜勤がどうしてもつらいです。

 

夕食の忙しい時間も起床から朝ごはんの忙しい時間も、二つビッグウエーブが来るのがつらいです。そして拘束時間が長いことと身体介護が多い分、体へのダメージが大きいです。

なので、休みの日は寝てばかり・・・というような日々でした。

 

やっと慣れてきたので何か新しいことを始めようかなと思ったりできるようになってきました。休みの日数の違いと、夜勤形態の違いはプライベートの時間・過ごし方に直結するな、と実感しました。

 

お給料に関して

転職するんだからお給料は高い方がいい!と思って、給料水準の高めな現在の職場を選びました。

 

月々の振り込まれる額は以前の病院よりプラス3万~4万ぐらいで給料はアップしています。冬のボーナスは中途採用だったので勤務期間が足りず全額出ませんでした。

 

先日の夏のボーナスはちゃんと全額もらえましたが、やはり以前の公立病院ほどの額には至りませんでした。

 

月々アップした給料が下がったボーナスでプラスマナス0になるかどうかといったところ、結果あんまり給料アップにはならなかったのではないか?と思うことも。

 

そうなると・・・休みが減って給料も変わらなかった転職!になってしまう可能性が!そうはならないでほしいので、頑張って超勤で稼ぎます!

 

まとめ

・年休の使い方・使われ方はよく聞いておいた方がよさそう。

・夜勤の回数・夜勤形態についてはよく考える必要あり(夜勤手当とよく比較を)

・月々の手取りが多くてもボーナスが少なければ年収アップは難しい。

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