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看護師の転職・就職活動体験記と転職後のあれこれ

【転職体験記14】転職前に覚悟しておきたい6つのこと

投稿日:2018年1月19日 更新日:

転職後は、どうしても以前勤めていた病院と何かと比較してしまいがちです。

その違い・ギャップに戸惑うことがたくさんあります。
転職する際に、覚悟しておきたいことを、私の転職体験をもとにご紹介します。

 

1.プライドや今までの看護師の経験はいったん置いておく

「そんなことは知っている」

「○○するのが当たり前」

「なんで△△なことをする必要があるのか」と、看護師の経験が長いほど考えてしまいます。

 

働く環境が変われば、そういったジレンマは生じやすくなるのは当たり前です。 ですが、自分がおかしいな・面倒だなと思っていることも、もともと働いているスタッフにとっては、当たり前のことだったりします。

 

転職先のスタッフは、あなたの今までの経験をすべて知っているわけではありません。

 

あまりはじめのうちから、「今までの経験上~」「前の病院では~」といった経験上の話をしたり、「なんでこんなことをするのか」「こうした方がいいはずだ」といった疑問や不満を表出するのはやめた方がいいかもしれませんね。

 

私も就職したすぐの時に「いろいろ不満に思ったりすることもあると思うけど、まずは半年とりあえず受け止めてみてほしい」と看護部長さんからお言葉をいただきました。

 

まずは、そういう環境だ、こういう職場なんだってことを受け入れることが大切です。

 

『郷に入っては郷に従え』ということわざがありますよね?

「新しい環境に移ったら、それに逆らわず従うべきだ」という意味です。転職も同じだと思います。

 

モヤモヤやイライラはあるのは当たり前ですが、別に自分はヘッドハンディングされたわけでもなく、スーパーバイザーとして採用されたわけでもないのです。

 

一職員として、一仲間として就職したと考えて、まずは職場環境を受け止めることから始めるのがいいと思います。そしていつか自分の知識や経験が活かせるようになってくるはずです。まずは、謙虚に受け止めて、スタッフの仲間入り果たせるようにしていけたらいいですね。

 

2.人間関係構築の苦労

転職後は業務を覚えるだけでも大変ですが、働いているスタッフの名前と顔を覚えるのも大変です。

 

夜勤もあるので、毎日人が入れかわり、誰が誰だかわからないこともあります。またスタッフの力関係も気になりますよね。就職何年目だとか、何歳だとか、陰ながらボスだったり・・・。

 

まずは、先輩はもちろんですが、自分よりも年下もしくは経験年数が少ないと思われる人でも、自分から挨拶して丁寧に接していきながら、職場のスタッフの全体像を探っていくのがいいかもしれません。口が堅くていろいろ情報を教えてくれる同僚はなかなかいませんし、就職後すぐに見つけることは難しいです。

 

また、転職してみて大変だったのが「年下の先輩」の存在です。 私は前の病院で新卒から約8年勤務していたので、いわゆる中堅でした。今までプリセプター・プリセプティーの関係だったような年下のスタッフから指示が出たり、指示を仰がなくてはならない場面が出てくるのです。

 

だけど、年下で経験年数が少なくても、転職先では「先輩」なのですから、(イライラすることも多いけど)ぐっと我慢しなければなりません。

 

でも働いているうちに、「年下の先輩」問題はある程度は自然と解決します。やはり、看護技術やアセスメント能力には差が出てきます。それをまわりも分かってくれる時がやってくるので、ご安心なく。

 

 

3.業務手順の違いへの戸惑い

転職してみて感じたのが、病院によってやり方ってこんなに違うんだな、ということです。

 

注射のダブルチェック方法や内服薬配役手順、ルート交換のタイミングなど、教科書通りでも手順が1つ多かったり、順番が違ったりすると戸惑うこともしばしばあります。また、医師からの指示受けの方法が違ったり、看護記録の書き方が違うのも、慣れるまでは時間がかかりました。

 

業務をこなしていくうちに慣れてきますが、はじめは時間もかかるし、本当にこれで大丈夫かと心配になることが多かったです。

 

 

4.時間間隔の違いへの戸惑い

今までの働いていた病院は、時間外の会議(病棟会や委員会など)はもちろん時間外手当がついていましたが、転職後はそうではありませんでした。

 

また、残業も自己申告だけなので、「超勤つけてもいいよ」とリーダー看護師や看護師長から言われるのを待っている、というようなことはなくなりました。(自己申告分が100%繁栄されているかは計算してませんが。)

 

 

5.診療科や病院規模の違いへの戸惑い

以前の病院は急性期病院だったので、緊急入院や手術、急変は当たり前でした。

 

転職した病院も急性期病院ですが、いわゆる2次救急なので、そこまで重症な患者さんも救急搬送されず、緊急手術もほとんどない病院です。予定手術や予定入院ばかりなので、時間的な余裕はあります。

 

また長期間入院している人も多いので、よく知っている患者さんばかり。だけど、なんだか物足りないなぁ・・・と思うこともしばしばあります。

 

バリバリの急性期で働いていた人が慢性期へ、反対に慢性期から急性期への環境の変化は大変だと思います。また、診療科の違いも働くうえでは重要です。今まで経験したことのない耳鼻科や眼科の患者さんに毎日あたふたとしてしまいます。

 

そういった「違い」は、「新しいチャレンジ」と前向きに考えるようにしています。また一つ勉強になったと思うようにしています。(「もっと急性期を勉強したかった」という思いはありますが)

 

 

6.「経験者」という過大評価

「○○病院にいたんだからこれぐらいできるよ」「これは説明しなくても分かるよね」という「経験者」という過大評価は、何か月か働いてみてもつきまとっています。

 

指導者の人つけるから、とはじめはつけてくれていましたが、いつの間にかメンバーのひとりとしてカウントされ、指導者の方が部署移動になっていなくなってからはそれっきり。

 

新卒や経験年数の少ないスタッフの教育に手がかかるので仕方ないことだと思っています。その分、「自分のできることとできないことをはっきりと伝える」ようにしています。

 

患者さんの安全、自分の身の保証のためにも大切なことですよね。その分、「え?できないの?」「そんなことも分からないの?」と言われたり思われたりすることもありますが、そこは割り切ってやっていくという姿勢をもってやっています。

 

この他にもさまざまなギャップに遭遇し、その都度戸惑うことも、イライラすることもあると思います。転職前に予測できるギャップは覚悟しておく、ことが転職後のつまづきの軽減につながると思います。転職先で働く自分をイメージしてみるのもいいかもしれませんね。

-転職体験記

          

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